どーも、最近抜け毛が増えてきたんではないかと心配になっているおじさんBobsonです。
なんか髪の毛洗ったときとかにごそっといくんですよね……。恐怖。
9/22にキングオブコントがありました。
リアルタイムで見ていて、まとめようまとめようと思ってたら、1ヶ月も経ってしまいました。
コントは大好きです。
設定の考え方とか、脚本書く上でも参考になりますよね。
というわけで、今年も個人的にキングオブコントをまとめてみました。
今年は、大会に変更点がありました。決勝当日にファイナリストを発表したこと。そして、ネタ時間が4分から5分に増えたこと。です。
当日にファイナリスト発表は正直、単なる話題作りでしょう。しかもちょくちょくネタバレしててグダグダ。意味ない。
ネタ時間が増えるのは良いことだと思います。ライブとかだと10分くらいのネタが普通ですしね。長い方が世界観をしっかり作れます。ですが番組としてみたときに弊害もあって……(後述)。
でもね、そんな変更点よりも私は日村さんがどう扱われるのかが気が気じゃなかったわけですよ。生放送ですし、スルーでいくこともできるじゃないですか。でもスルーするのも気持ち悪いし。
そんなわけでダウンタウンのお2人が日村さんを積極的にいじっていて良かったなぁと安心しました。
16年前のこととはいえ、反省しなきゃいけませんよね。
では、ステージ別コンビ別に感想を書いていきたいと思います。
○1stステージ
・1組目 やさしいズ 419点
復讐のため会社に爆弾を仕掛けに来た男とチャラい清掃員の話。
清掃員のキャラは非常に良かったと思うのですが、いかんせん爆発力にかけていた気がします。
会場もやや滑り気味の雰囲気。
やはり1番目って難しいなぁと思わされる展開でした。
三村さんが5番手くらいで見たいと言っていたのには納得。
しかし、そのおかげか最後まで松本さんにいじられていて、それはラッキーか。
・2組目 マヂカルラブリー 443点
正直M1のことがあったので期待していませんでしたが、コントの方が面白かったです。
傘泥棒のシーンがループするという斬新な設定。
「(ループするとこ)こんなとこじゃなくない!?」で会場はドッカーン。
見直したと言う言い方は変ですが、やっぱり実力者なんだなぁと改めて思いました。
会場の空気を暖めたのは間違い無く彼らではないでしょうか。
・3組目 ハナコ 464点
犬を擬人化する。ただその1点のみで進行していくコントです。
面白かったんですが、菊田さんいる?
2本目のコントでも思ったのですが、トリオで3人であることを活かしきれていないのって
マイナスポイントだと思うんです。
過去の東京03さんやロバートさんなんかは3人であることを有効活用したコントを繰り広げています。歴代優勝者と並べると格落ち感が半端ないです。
そして皮肉にも平場では菊田さんが一番目立つという・・・。
余談ですが、オールスター後夜祭で有吉さんがハナコに対して紳助さんパロディをやった時に
菊田さんだけはのっからずヘラヘラしていて、「あ、この人は本当にやばい人なんだ」と思いました。
設楽さんが言うように、うまくいけば跳ねそうですが、失敗すると怖いですよね。
・4組目 さらば青春の光 463点
続いては今年でなんと6回目の決勝進出のさらば青春の光さん。
鼓舞する人。という学習塾での謎の立ち位置の人の話。
ワンパターンにも関わらず、しっかりと笑いをかっさらっていくのは流石。
2本目が見たかったなぁと思いました。
個人的にはハナコさんよりこちらの方が。
今年でラストイヤーと言っていましたがそんなこと言わず、これからも挑戦し続けて欲しいなと思います。
最近Youtubeで公式にネタがアップされているのですが、やはりどれも完成度が高くて面白いです。2本目できたら、さらば青春の光さんが優勝できたんじゃないかなと思いました。
・5組目 だーりんず 437点
居酒屋で後輩にかっこいいとこ見せておごりたい先輩のコント。
店長は何者なんだ。笑
じわじわ自分たちの世界観に引っ張るタイプのコントだったような気がします。
さまぁ〜ずの2人は高得点で松本さんが最低点ということで、好き嫌いが分かれるコントだったのでしょう。私は好きでした。
・6組目 チョコレートプラネット 478点
SAWみたいなネタ。
大声でビビってしまって相手の声が聞こえないというネタ。
それのゴリ押しなので、正直冗長に感じてしまった。
SAW的なネタもやってる芸人さんいっぱいいるので目新しさも特になし。
しかし1stステージ最高得点。
今回の傾向として、ハナコもそうですが、分かりやすいネタが得点高めになるような気がしました。
私としてはもう少し捻りがあった方が好きなんですが。
・7組目 GAG 436点
去年に引き続き決勝進出。
そういえば去年はGAG少年楽団さんだったので改名したんですね。
居酒屋でお姉さんに翻弄されるネタ。
GAGさんのネタは中学生ノリみたいなところがあって、
それが見ていて心地いい。少し懐かしい。
・8組目 わらふぢなるお 468点
こちらも去年に引き続き決勝進出。
コンビニで質問をしまくるバイトの話。
「先輩の背中ですか?」は笑いました。
そして接客は普通にできるという……。
点数も納得でした。
・9組目 ロビンフット 462点
結婚したい息子とそれを反対する父親のコント。
結婚相手の女性の年齢がどんどん上がっていくというネタ。
途中までは楽しく見れたのだけれど、お父さんの年齢を超えたあたりから
やりすぎ感があって、置いてけぼりになってしまった。
・10組目 ザ・ギース 458点
映像を使ったネタ。
製造行程が観られる超能力を持つ探偵。
犯人が刑事というオチが否定されていてかわいそうだった。
そこが持ち味だと思うんですが……。
というわけで、決勝にはチョコレートプラネットさん、わらふぢなるおさん、ハナコさんが残りました。
さて序盤でチラッと言ったネタ時間がのびたことによる弊害のお話です。例年ならファイナルステージ進出者は「上位5組」でしたが、今年はネタ時間が4分から5分に伸びたため、放送時間の関係から進出者は「上位3組」に減ってしまったんです。正直今年は1つの設定ゴリ押しのネタが多く、4分でも全然成立するなぁと思ったので、さらば青春の光さんとロビンフットさんにファイナルステージ行って2本目を見せて欲しかったです。
3位から5位までの差は1点ずつしか開いていないですし。もし上位5組がファイナル進出だったら……と、どうしても考えてしまいます。ファイナルステージが全組ひどかっただけに。。
○ファイナルステージ
松本さんがロッチみたいになるなと言っていましたが、まさにその通りになってしまいました。
・ハナコ 936点
海での男女の追いかけっこがひたすら続くというネタ。
小学生が喜びそう。
菊田さんまたいらない。
これで優勝なの、本当に納得できないです。
・わらふじなるお 922点
役に立たない超能力のネタ。
テンポが少し悪かったですね。
2人で楽しんでる感がありお客さんが置いてけぼりに。
・チョコレートプラネット 918点
意識高い系大工さんの話。
確かに小道具はすごいですが……。
やり終えて本人たちがダメだったという表情を完全に見せていましたね。
今年の2本目は3組ともあまり面白くありませんでした。
1本目勝負だったのかな。
個人的にはゴリ押し系のネタが好きではないので、今後減ってくれることを願います。
なんか分かりやすさ重視みたいになっているのが残念です。
あ、あと今年、審査員の話を聞く時間が極端に短かった。
審査員がどうしてその点数をつけたのか、出場している芸人さん含めて絶対に知りたいと思うので、そこは削らないで欲しかったですかね。
いやぁ、さらば青春の光さんの2本目が見たかった。
今年で終わりなの本当にもったいないです。
2本やれてたら間違い無く優勝だったと思いますけどね。
というわけで文句が多くなってしまいましたが、あくまで個人的な感想です。
今年のキングオブコントまとめ、以上になります。