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執筆者の写真Bobson

M1グランプリ2017


どーも、ご祝儀用に諭吉さんを新札に両替しに行った帰りにその新札を無くしかけたBobsonです。

いやー焦った。。。その日クリーニング屋で引き取ったスーツの袋に入ってました。何で?

さて、この間の日曜日はM1でした。

前にキングオブコントをまとめたのでM1もまとめておこうかなと。

漫才師って「言葉の魔術師」ですよね。

彼らの発言一つ一つが呪文のように突き刺さります。

かっこいい。

ではステージ別コンビ別に感想を書いていきます。

◯1stラウンド

・1組目 ゆにばーす 626点

今このコンビの川瀬名人さんに少しハマっています。

ゴットタンで見てからなんですが。

ぱっと見、はらさんの方が癖がありそうなんですが、川瀬名人さんの方がすごい。

M1優勝したら芸人辞めるとか言ってる人です。

「ゴットタン」「本能Z」などの番組でめっちゃいじられてました。その返しが面白いんです。

ネタは1組目の役目をきっちり果たしたと思います。

ホテルのフロントで転がるのと「翼が折れたエンジェル」は爆笑でした。

松本さんはお客さんが優しいからかもしれないというような感想を仰っていましたが、

その後を見ていくと実力だったんじゃないかと感じました。

(リタイア決まった時は滑ってましたが。笑)

トレンディエンジェルのたかしさんが言ってましたが、他の順番だったらどうなるか気になるところです。

これを機に売れないかな。

・2組目 カミナリ 618点

去年のM1で一気に有名になったお2人です。

あのツッコミは真似したくなりますよねー。

しかし小朝さんがおっしゃっていたようにお客さんは漫才のパターンを知ってしまっています。だから去年ほどの衝撃はどうしても出ません。

パターンを知ってしまっているのでツッコミのセリフがなんとなく読めてしまうんですよね。

それでも笑っちゃう破壊力はあるんですが。

その中でもう一つ上に行くには何かもう一捻り必要だったのかもしれません。

上沼さんのコメントからのリタイア時のコメントは上沼さんのフリも効いててめっちゃ笑いました。

・3組目 とろサーモン 645点

審議です!笑

2本目のネタと合わせて後ほどまとめて書きます。

ちなみにとろサーモンさんは風俗のキャッチのモノマネが好きです。

続行!

・4組目 スーパーマラドーナ 640点

敗者復活で上がってきたスーパーマラドーナさん。

予想が当たりました!

今回敗者復活見逃してしまったのですが、

スーパーマラドーナさん以外だと

Aマッソさん…女性コンビ。上がってこないとは思ってましたが、今までの女性コンビとまた違った感じで面白いです。

ニューヨークさん…彼らの偏見に満ちたネタは賛否ありそうですが、私は大好きです。

三四郎さん、ハライチさん、南海キャンディーズさん、さらば青春の光さん…すでに売れているといっていいコンビ達ですが、さすがの実力です。

大自然さん…正直マヂカルラブリーさんが変化球枠(そんなのないけど)として出てくるなら大自然さんに出て欲しかったです。独特の間。いい声。穏やかに笑えます。

あたりが気になってました。

ネタは安定してましたね。

巨人師匠が熱くなってるのが面白かったです。

でも個人的には去年のエレベーターのネタの方が好きでしたねー。

最後のオチがエレベーターより弱かったと思います。

大吉さんは最後もう一個あればとろサーモンより上の点数をつけたとおっしゃっていましたが、その通りだと感じました。

・5組目 かまいたち 640点

2冠あるんじゃないかと期待していました。

おでこに卍の大男。笑

間の使い方とかも面白かったんですけどねー。

ただ、小朝さんがおっしゃっていたように「勝ち切る」ネタではなかったのかなと思います。

※でもそれを言うと個人的にはKOCの2本目のネタも「勝ち切る」ネタではなかったような気もしますが。

縄跳びのネタの方が良かったんですかね?笑

・6組目 マヂカルラブリー 607点

私は初めて見ました。

上沼さんがおっしゃる通り

「好みではない」「なぜ決勝に上がってこれたのか」

と思いました。

好き嫌いが分かれるネタだと思います。ごり押し系ですし。

そして小学生とかに受けそうです。(フースーヤさんとかと同じで)

そういうネタをこの場に持ってきたのは失敗と言わざるをえません。

最後に脱いだのも、爪あと残したい思いはわかりますが、

あの今田さんが扱いに困ってしまうというなんとも残念な形に。

ですが、上沼さんが怒ってネタにしてくれたおかげで話題になってますからテレビ的にはここからが勝負じゃないかと。今後に期待です。

・7組目 さや香 627点

マヂカルラブリーさんより点数が高いのにマヂカルラブリーさんより印象に残らなかったと言うところがテレビの怖さですね。。。

ですが、ネタは比較的正統派な中にも個性があってで良かったと思います。

歌のお兄さんを知らないというところから始まり、あのテンションに持って行く。

もう一捻りあれば、そして順番がもう少し前だったら良かったんじゃないでしょうか。

あとこれはどうしようもないことなんですが、お2人ともテレビ的華がないと感じてしまいました。

上沼さんはスターになる予感がするとおっしゃっていましたが、私は全くそのように思いませんでした。えみちゃんねる出演決定おめでとうございます。笑

・8組目 ミキ 650点

技術は素晴らしく、あのテンポとネタ数、そして息のあった動きは、まさに「上手い漫才」だとは思うんですが。。。

ごめんなさい。好みじゃないんです。

これはもう単純に私の好みでないというだけです。

お兄ちゃんの声がキーンってなることが多すぎて聞き取りづらく、

ボケのタイプもイマイチ好みではないんです。

大吉さんが言ってましたがもう少しシャープなのが欲しい。

あ、見損なうの下りは好きです。

なんでしょうね。テンポが早いのが嫌いというわけではないんですが。

NON STYLEさんとか好きですし。

石田さんと若林さんが組んだドリームマッチは何回も繰り返し見るんですけど。

でもミキさんはやはり実力者だと思います。

・9組目 和牛 653点

下馬評の高い和牛さん。

さすがの後半怒涛の勢い。

川西さんが全部のるというパターン。

好きだなぁ、和牛さん。

ちなみに私は洋服屋の店員のネタが一番好きです。

ビンタのところがたまらない。

川西さんの「もうええわ」シリーズも好きです。

・10組目 ジャルジャル 636点

すごいですね。

よくこのネタを持って来たなという。。。

いや、面白いんです。かなり面白いんです。

そして技術もかなり必要だと思うんです。

「背筋伸びてるやん!」笑

でも前例を見るにM1ってある程度正統派じゃないと優勝できませんもんね。

いやー、さすがジャルジャル、攻めてるなーというネタでした。

〜〜〜

1stラウンド 総評

順位・点数は妥当じゃないでしょうか。

個人的好みで言えばミキさんとスーパーマラドーナさんが入れ替えですが、

ミキさんで全く文句なしです。

ジャルジャルさんが入ってきても面白かったかな。

合間に昔の映像が出てきて

笑い飯さんの「鳥人」のフレーズを見て思い出し笑いしました。

爆笑したなーあのネタ。

〜〜〜

◯ファイナルラウンド

・1組目 とろサーモン 優勝

1stラウンドで審議と書きました。

その理由は、とろサーモンさんのネタは1本目も2本目も何度か見たことがあるネタだったからです。

どちらのネタも完成度が高く、特に「芋神様」のネタは大好きなんですが、

それゆえに既視感が強くありました。(これ去年やってませんでしたっけ?)

日馬富士とか最近のネタを入れ込んではいましたが。

だから私には純粋に評価ができないということで審議としました。

(なんの審議だ。笑)

M1のネタにはなんか新鮮さを求めてしまいます。。。

KOCは自分がYoutubeでコント動画漁りをよくするので、

知ってるネタが出てきても、まあしょうがないかなと割り切れるのですが、

漫才はそこまで漁らないため新鮮なものを求めてしまうんです。

つまり私目線でいくと芸歴を重ねるたび、テレビの露出が増えるたびに不利になります。笑

だからとろサーモンさんの新ネタを見れず、がっかり感がどうしても出てしまったんです。

ですが、同じネタで勝負するというのはよくあることです。

だいたいが2、3本のネタを持って勝負をします。

お笑い好きの人は初めの方から見て、どのネタを決勝に選ぶのかという楽しみ方をするそうです。

私は基本的に決勝(時々敗者復活)しか見ないので、できるだけ知らないネタを見たいわけです。

審査員の方って大変ですよね。

今回で言うと大御所の方々はともかく、大吉さんや礼二さんは劇場等でそのネタを見たことのある芸人さんがほとんどだったのではないかと考えると、その中でフラットに審査するのは非常に困難だったのではないかと勝手に推測します。

今年審査員の方が「好み」という言葉を使うことが多いように感じました。

それだけ僅差で技術的な差がないということなのでしょうが、

審査される側としては「えー最後の最後で好みで決められちゃうの?」感が強いんじゃないかなーと思いました。まあ芸術なんて所詮「好み」なんですが。

だからこそ大吉さんが「掴みが1番早かった」という理由でとろサーモンさんに入れたという最後の一言はさすがだなと思いました。

実際、博多華丸・大吉さんはTHE MANZAI 2014で一言め、「ユーチューバーになりたい」の掴みでお客さんの心をつかみましたから説得力があります。

とろサーモンさんは「こちらこそ」と肩ぶつかり芸で一早くお客さんを掴んだのでしょう。

・2組目 ミキ 3位

相変わらずテンポの良い漫才です。

私は小さいころ「スターウォーズ」と「インディジョーンズ」と「ジュラシックパーク」のテーマがごっちゃになってました。

暴れん坊将軍は暴れん坊将軍だったけど。

個人的にはこっちのネタの方が好きですかね。

「お前総書記好きやな! 」

これによってとろサーモンさん含めて3回総書記が出てきました。笑

ただ「好み」、1番好きかどうかの問題でいうと

和牛3票 とろサーモン4票

という結果を見るに他2組に僅差で負けていたのかなと思います。

・3組目 和牛 2位

おかみさんのキャラ面白。

でも知ってるネタでした。

「じゃらん」のオチはすごい受けてましたね。

これは後から知った話ですが、和牛さんは3回戦から決勝2本目までの計5回すべて違うネタで挑んだらしいです。これはすごい。

で面白い画像を見つけました。

それぞれのコンビが何のネタをやったかというリストです。

これを見ると何を勝負ネタに持ってきているのかわかって面白いですよね。

とろサーモンさんは旅館の女将推し。

マヂカルラブリーさんは野田ミュージカル推し。

(…ということは決勝までは受けていたということなので決勝受けなかったのは会場の空気もあるかもしれません。)

さや香さんは歌のお兄さん推し。

ジャルジャルさんはピンポンパン推し。

そんな中、和牛さんは全部違うネタ。どのネタも勝負ネタじゃい!ってことでしょうか。

恐るべし。

〜〜〜

総評

見る前の予想は和牛さんでしたが、結果に文句なし。

松本さんがおっしゃるようにどっちが勝っても、です。

礼二さんがおっしゃっていたように久保田さんの調子が良かったのでしょう。笑

また順番が事前に分かっていないシステムも面白い。緊張感がすごい。

ただどうしても、くじ引くところが間延びするけど。

審査員の皆さんが最後だいぶ感傷的になっていましたね。

それだけ熱い思いで審査をされていたということです。

あと見てる時はわからなかったんですが、

和牛さん、ネタ尺4分をかなりオーバーしてたみたいですね。

逆にミキさんはだいぶ少なめという。

少ない分には問題ないと思いますが、オーバーはやはり減点すべきでしょうね。

特に予選とかはかなり厳しく、警報とかなっちゃうんですからね。

1stラウンドで巨人師匠が「ギリギリですねー。もうちょっと前半長かったら2、3点落ちてた」とおっしゃったのは笑いの数ではなくて時間的なことだったのかもと後から思いました。

何はともあれ、ジーザス! とろサーモンさん、おめでとうございます。

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どーも、最近血圧を測ったら、少し下がっててホッと胸を撫で下ろしている不健康Bobsonです。 次は尿酸値、お前だ! 待ってろ尿酸値! そしてラスボス、体重! 来年は必ずお前をおとす! 大晦日です。どうしてもこの記事を来年にしたくないので頑張って書きます!...

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