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執筆者の写真Bobson

サヨナラノ唄


どーも、遅刻しそうになるとついついタクシーを使ってしまうBobsonです。

本日はボクラ団義さんの「サヨナラノ唄」を観てきました。

初日なので感想は極力ネタバレなしで。

相変わらずボクラ団義さんはテンポよく複数のストーリーが絡まって最後1本になる私の好きなタイプのお話です。

今回は、人生にやり残した人が参加するバスツアー、参加してみるとそれぞれが後悔を持つ過去に飛ばされて……と言うお話でした。

なんかこう書くと「流星ワゴン」みたいですね。学生時代「流星ワゴン」を1人クリスマスに鑑賞した記憶が蘇りました。クリぼっち。

まぁパッケージは両者似通っていますが、中身は全く別物で、アレとはまた違った形で楽しかったです。

観終わった感想としては、「たとえ何も変えられなくても学生時代に戻りたい! 」です。いや、色々大人の話もあるんですが、メインで持ってきていた話が学生時代だからこそできる恋愛な部分があって、私も学生時代に戻って恋愛をやり直したいなーと思いました。

学生の純愛ものを書く人は、学生時代ロクな恋愛をしてこなかったなんて言う人がたまにいますが、どうなんでしょうか。

個人的には憧れから物語をつくるってのはアリだと思ってます。

リアリティがない話でも世界観さえしっかりしてれば、その世界でのリアルを感じることができますから。

その点で言うと今回のお話は、後悔やり直しバスツアーというもの自体がありえない、リアリティのないものなので、そこで繰り広げられるものに多少リアリティがなくても許容できるのだと思います。

また臓器移植や震災など比較的重めのテーマを扱ってはいたんですが、全体のノリが軽めなので息がつまるということはありませんでした。

震災や戦争などの話を扱うかは非常に悩みます。1度だけ震災は扱ったことがあるのですが、その時もその話を入れるか本当に悩みました。

社会派で売ってる作品であればよいと思うんです。でもコメディ要素もありつつの作品で扱うと、作者が狙っているものとは別の不快感、嫌悪感を抱かれる方がいると思うんです。

なので私は、必然性がないのにそう言った話を入れるのは極力避けています。

例えば世間話的台詞に「震災前はさー」「計画停電でさー」みたいなのは、その単語、台詞が本当に必要じゃなきゃいれません。本業の影響かその辺はよく考えます。

今、使っちゃいけない言葉とか〇〇を想起させるからNGとか多いですからね。いいことなのか、悪いことなのか。何事もやりすぎはなーと、個人的には思います。

話を戻します。

ギャグ要素に関して、今回は完全に1人ギャグパート担当の方がいました。

後半のシリアスパートからのギャグ、しかも話の割と重要な部分に絡んでくるやつには笑いました。

ギャグにしなくてもよいかなとも思いましたが、ギャグにすることで最後ハッピーエンド感が強まった気もするのでそれはそれでよかったんだと思います。

以上です。

明日を乗り越えれば三連休です!

皆さま、ストレスためない程度に適当に頑張りましょう!

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