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執筆者の写真Bobson

好きということ


どーも、「バカと煙とぼぶそんは高いところがだーいすき」でお馴染みのBobsonです。

ちょっと乙女チックなタイトルですが、全然ロマンスはありあまりません。

誰かロマンチック止めて〜ロマンチック。

私のロマンチックはすでに止まっています。

何の話かというとラーメンの話です。

私ラーメンが好きで週3くらいはラーメンを食べています。

卒業論文もラーメンで「ラーメン欲求五段階説」を統計学のマジックを使って証明したほどです笑

先日こんなことがありました。

「へぇ〜ぼぶそんラーメン好きなんだ〜」

「はい。」

「じゃあ〇〇行った?」

「いや、行ってないです。」

「えー◯◯行ってないの?」

「はぁ。」

「えーじゃあ××は? △△は? え〜行ってないの?」

「はい。」

「ぼぶそんにわかじゃない?」

「はぁ。」

はい、これ!

よくあることですが、好き=知識が豊富って思ってる方多いですよね。

ラーメン好きには大きく2種類います。

「リピーター」と「コレクター」です。

リピーターさんはあまり新規開拓をせず、好きなラーメン屋さんに何度も足を運びます。ただラーメンを食べたいなぁつって食べます。

コレクターさんは、毎回違うラーメン屋さんを求め、この店はどこ製の麺を使っているなぁなんていう違いを楽しんだりします。

なぜかコレクターさんはリピーターさんを見下す傾向があります。

私はどちらかというとリピーターよりなので、そこまで知識が豊富ではありません。

でも同じラーメン好きなんです。にわかと言われるのは心外です!笑

仲良くラーメン食べようよ!

有吉さんが前にラジオでこんなことを言っていました。

********************

リスナー:この前、アメトーーク!の広島カープ芸人出てましたね。でも、「なんかおかしいな」っていうところが、たくさんありました。 スクワット応援をしている時も、1人だけ微妙にできてなかったし、カープのいいところも1つも言わないし、サイン入りのユニフォームが出てきたときも、みんな目を輝かせていたのに、有吉さん1人だけ笑顔を見せず、よそ見をしていましたね。 それで思ったのですが、有吉さん、本当に広島カープが好きなんですか?ホントのことを教えてください。

有吉:これツイッターでもあったのよ。バカだから、こういうことを言いたがるんだろうなぁ。 ダーリンハニー・吉川:へぇ。 有吉:いつも言うんだけど、ファンっていうのは思い出派とデータ派っていうのがあるわけよ。データを緻密に調べて、『背番号とか何年の〇〇で、こういう試合でしたよね』って言うヤツと、思い出の人がいるんだよね。 吉川:僕、そっちです。 有吉:そっちだろ?プロレス関連のことも、だいたいこれが多いのよ。データ派のやつらはそれを言ってくるのよ。『データが違う!日にちが違う。海パンの色、そうじゃない』みたいな。 吉川:海パンって笑 有吉:選手のコスチュームも、海パンって言うところがダメなんだけど。そうじゃないんだよなぁ、思い出なんだよなぁ。「あの時、あれだけ興奮したなぁ」とか。 吉川:はい。 有吉:あの時、泣いちゃったんだよなぁっていう派なのよ、俺。 吉川:情熱派なんですね。 有吉:だから、『アメトーーク!』とかでも、プロレスのこと結構あるんだけど、あれ、データのことが多いから。漫画系とかアニメ系のヤツとかも。 吉川:はい。 有吉:俺、データ系のヤツ、だいたい断るのよ。 吉川:ああ。

有吉:あんまりデータを知らない、みたいになると、一気に「ファンじゃない」って言われて冷めるじゃない?観てる人とか。 吉川:ああ。 有吉:そうなると、観てる人に悪いから。データ系のやつは、出ないんだけど。広島カープ芸人は人口が少ないから、どうしてもっていうし。俺も好きだから出たのよ。 吉川:はい。 有吉:出たら、こういう風に言うやついるだろ、バカだろ? 吉川:はい笑 有吉:スクワット応援っていうのがあるのよ。立ったり座ったりする応援。あれは俺が高2か高3のときに生まれた応援だから。俺が、年間30試合、球場に行ってたときに生まれた応援だから、どちらかというと、俺のほうが正しいっちゃ正しいんだぜ。 吉川:あぁ。 有吉:俺は、その応援の発祥に立ち会ってるわけだから。 吉川:へぇ~。 有吉:だから、俺の応援がオカシイって思うのは、今、変わっただけで。やり方が。 吉川:あぁ、はいはい。 有吉:それを知らないんだよ。馬鹿野郎が。それですぐに「あっ、ちょっと間違ってる!ファンじゃない!」って言う、こういう奴らが俺、嫌いなのよ。「くだらねぇ、馬鹿野郎が!」って。 吉川:うん笑 有吉:どれだけ思いがあるかよ。やっぱりね。 吉川:たしかに。 有吉:だから、データ派の人間嫌いなんだよな。 吉川:僕、ダメですか? 有吉:ダメだな。クソ野郎だバカ。「電車乗るの好きです!景色最高!」これが一番良いんだよ。「これはキハの362ですね」って、「飯マズくなるだろ、馬鹿野郎!駅弁がマズくなるだろうが!無人駅でたたき落としてやろうか、この野郎!」ってなるからな笑 吉川:気をつけましょう、データ派は笑 有吉:カープ芸人、視聴率13%で良くて、広島では21%超えたっていうんだよ。アメトーーク!みんな見てくれてたんだよな。 吉川:凄いですね。 有吉:あと、『アメトーーク!』は、データ派いっぱいいただろ?ギースのやつとかアンガールズの二人とか。 吉川:はいはい。 有吉:データ派の人間を揃えてただろ?あと、感動屋さんの俺が入ってるから良いだろ?みんなデータ派だったら面白くねぇだろ、馬鹿野郎が! 吉川:ふふっ笑 有吉:じゃあ、プロ野球の本を読んでろって話だよ。 吉川:データファイルですか。 有吉:読んでろよ。なんなんだよ、クソ野郎が! 吉川:怒ってますね。 有吉:怒ってるよ。やっぱりデータ派を重視するんだよなぁ。マニアっぽい人たちは。 吉川:まぁ、たしかに言われてみると心が痛いですね。 有吉:じゃあ、球場に毎日足を運んでてな、「あの選手はだれか名前しらないけど、あの投げ方の人好きだね」っていうおばあちゃんは、ファンじゃねぇのか? 吉川:ファンですよ。 有吉:ファンだろ?しょうもねぇこと言いやがってよぉ、ウスラトンカチがよ。ボケ野郎!

********************

ラーメンでいうと

思い出派=リピーター

データ派=コレクター

ですね。

私は別にデータ派の人嫌いじゃないです。むしろその知識量がすごいなと思います。

話が盛り上がるのもデータ派ですしね。

思い出派は感覚ですから言葉にするのは難しいです。

営業マンさんなんかは好きなものを作れと上司から言われたりするそうです。

なんでもいいんです。ラーメンでも野球でもプロレスでも。

そうすると同じ趣味を持った営業先と話が盛り上がるからです。

だからここで、よーし好きなもの作るぞーと言って

思い出派=リピーターになってしまうと

それは上司の意図を汲み取れていません。

上司は

好きになれ!=データを、知識を集めろ!

と言っているのです。

営業マンで話が上手い人はデータ派のことが多いです。

そうじゃないと話が盛り上がりませんから。

話をラーメンに戻します。

マーケティングの観点からいうと「消費者は情報を食わされている」のです。

あるラーメン屋がありました。

ラーメンの味には絶対の自信があります。

そこは昔ながらの常連さん(思い出派=リピーター)はまぁまぁいるのですが、

なかなか繁盛しません。

困った店主はコンサルトに相談します。

コンサルトは店を見てすぐに、「ああ、これではダメですね。」

店主は怒ります。「ちょっとあんた!うちのラーメン食べもせずに……。」

そう、店主は思い出派の人間なのです。

だからラーメンは味で勝負!そう考えていました。

でもコンサルは「常連さんいるんでしょう?じゃあ味は大丈夫ですよ。味はそこそこあれば後は宣伝なんですよ。」と。

コンサルは

「〇〇産の豚使用」「麺へのこだわり」等のPOPや

店内の雰囲気改善。

HPの制作。

なんかで消費者に情報を届けることを指示しました。

コンサルの言う通りにした結果、データ派の人間も来るようになり、店は繁盛しましたとさ。

……とまぁ、現実にはそう簡単にはいかないでしょうが、そういうことです。

ある実験で2つの水道水を

片方は普通の水道水、片方は南アルプスの湧き水ですよと前情報を与えて飲ませた結果、

南アルプスだと偽った方が美味しいと感じた人が多かった。

みたいな実験がありました。(うろ覚えですが。)

人間は情報を食べます。これって他の動物にはない特徴なんですかね。

私は美味しくラーメンが食べられれば、それでいいです。

ただし、社会に必要とされるのはコレクター=データ派なのです。

でもね、コレクター=データ派の皆さん、好きということに上も下もないはずです。

にわかとか言わないでくださいよ。

一緒に美味しくラーメン食べましょうよ。同じものを好きという同志じゃないですか。

そんなお話。

写真は、ネットでたまに貼られるワンピースのルフィ(嘘)の名言です。

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